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仕事はする?しない?障がい児子育てを楽しむために

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仕事はする?しない?障がい児子育てを楽しむために

障がい児子育てをしながら、仕事は続けるべきでしょうか?辞めるべきでしょうか?

悩まれている方が多い話題だと思います。

ある講演で「障がい児子育て中の母親は仕事辞めた方が良い」と言われていたことがありました。
私も子育てしてながら『仕事を辞めた方が良いのかな…』という思ったことは何度もあります。

さて、仕事を続ける?辞める?どちらが良いのでしょうか。

ポポママ
ポポママ

仕事を辞める・続けるは一つの選択肢でしかない。

大切なのは『選択したことを前向きに捉える』こと

と、思っています。どちらかが絶対良い!というものではなく、人生の中にある選択肢の一つです。
そして、仕事を辞める?続ける?の『黒か白か』の選択肢ではないのかもしれません。

働き方を変えてみる、時間を変えてみる、働き場所を変えてみる、休み方を考えてみる。
もしかすると選択肢は沢山あるのかもしれません。

その中から『自分にあった方法』を選択していけば良いのだと思います。

『自分で選択した』と言えども、仕方なしの選択の場合もあると思います。

それでも『ない物ねだりをするのではなく、あるもの・ある道を楽しむ』ということです。

「自分はこの道でいく!」と決めたときの背中を押してくれる理由も書き留めておきます。
よかったら参考にしてみてください。

障がい児育児をしながら仕事は続けるべきの理由

①お金と時間の使い方がうまくなる
②必然的に沢山の人が子育てに関わることができる
③子育てについて考えない時間がもてる

①お金と時間の使い方がうまくなる

お金と時間の使い方と書きましたが、結論から言うと『優先順位が付けられるようになる』ということです。

まずは時間。時間は仕事をしているとこどもといる時間や自分の時間、家事の時間が限られてきます。

だからこそ、どう時間を使うのか?ということを意識します。

日々時間がないと思うからこそ、時間の使い方について学んだり、『時間を大切使おう』と思いますよね。

お金も同様です。

こどもを預けて『お金』を稼いでいるので、このお金の価値ってめちゃくちゃ高いって思っています。

『この大切なお金どう使おう?』と思ったときに、やっぱり自分はもちろん家族や大切な人と使いたいって思うことが多いですよね。

時間の使い方については別の記事にも書いていますが、時間もお金も『どこに優先順位をもってくるか』で考え方も使い方も違ってきます。

②必然的に沢山の人が子育てに関わることができる

子育ては親だけでするものではない』と言われてきました。

特に様々なサポートが必要な『障がい児』の子育ては、できるだけ沢山の人に関わってもらいながら進めていく必要があると思います。

将来、社会に出たときにサポートが必要な場面が出てくる場合は、尚更ですね。

両親が仕事をしていると『誰かに預ける』ということが多くなってくると思います。

障がいのあるお子さんは支援にコツが必要です。

そのコツを伝えるために、親は通訳のような役割をします。

時にはこどもの気持ちを代弁したり、「こうやったら上手くいきます」と伝えたり。

人と関わってもらうためには、親自身も人と繋がることになります。

健常児の子育てしていたときの倍以上の人が、障がい児子育てには関わっています。

人と関わることは、我が子にも必要なのはもちろん、私たちの世界も広げてくれるのです。

③子育てについて考えない時間がもてる

仕事をしていると無我夢中になっていて、こどものこと・子育てのことから意識が離れる時間があります。

そういう時間は必要だと改めて感じています。

私は全く違う職種に転職したときに、「今までの世界観がなんて狭かったんだろう」と驚きました。

人には『色んな顔がある』ことで安定すると言われいます。

仕事をしている自分
子育てしている自分
趣味を楽しんでいる自分
等など

様々な顔がある方が、何か一つに偏りすぎずに、執着せずに、過ごすことが出来ます。

障がいがあったとしても、お子さんに対し『自分とは別の人』としての意識をもち、尊重をしてあげる必要がありますよね。

そのためにも、まずは親である私たちが、『こども以外の居場所』をつくっていくことが大切だと思います。

ポポママ
ポポママ

ここまでが『仕事を続けるべき理由』です。
この後は『仕事を辞めて子育てに専念するべき理由』です。

仕事を辞めて育児に専念するべき理由

①こどもとの時間がたっぷりつくれる
②自分自身の時間もつくれる
③PTAや地域役員になるなど、外部の関わりにも積極的になれる

①こどもとの時間がたっぷりつくれる

仕事をしていなかったら、やっぱりこれが一番!

何より『時間がつくれる』ということが大きいと思います。

こどもと一緒にいる時間も必要ですが、私が障がいのあるお子さん達を見ていて感じるのは、
『日頃の生活でいっぱいいっぱい』ということです。

刺激に敏感で、繊細な障がいのあるお子さん達は、学校に行くだけでも精一杯頑張っています

それに加えて放課後等デイサービスの利用や家に帰っても兄弟との関係もあったり。

たまにSOSを発しているお子さんを見ると、『気を緩めることができる人とゆっくり過ごせたら』と思うことがあります。

それができるのは、母親であることが多いです。

仕事をしていないと、この『ゆっくり過ごす時間』もお子さんに合わせてあげることができることが増えてきますよね。

②自分自身の時間をつくれる

お子さんだけでなく、自分自身の『ゆっくり過ごす』時間が大切なのは言うまでもないです。

ただ、障がい児子育てしている親は特に『ゆっくり過ごす』時間が必要だと感じています。

もちろん、子育てに悩みが尽きなかったり、精神的にも体力的にも大変なことが多いのですが、
敏感なお子さんだからこそ『母親が笑顔でいる』ということの大切さを感じています。

お子さんのことだけでなく、自分自身のことをどのようにケアするのか、大切にするのか。
そのために時間をどうつくるのか

障がい児子育てでは、特に大切なことだと感じています。

③外部の関わりにも積極的になれる

仕事をしていると、なかなPTAの役員や地域の係になりにくいものです。

障がい児子育てしていると、特に周囲との関係づくりが重要になってきます。

役員や係を担うことで、こうした外部の機関の内情を知ったり、一緒に何かをつくっていくことは、お子さんの健やかな育ちに必要なことです。

仕事に費やしていた時間をたっぷりこどものこと、自分のことに使えたら、『仕事を辞める』という選択肢が前向きになると思います。


私たちの人生は『選択』の連続です。

フルタイムで仕事をしていた人も、こどもがうまれたら、『母親』としての立ち位置が出来上がり、『仕事』の仕方について選択を考える事になると思います。こどもに障がいがあるとわかると、より自分や家族、お金や時間について考えることになると思います。

その時にどの選択肢を選ぶのか。

障がいのある子が我が子として生まれてきてくれたことで、今までの人生観が大きく変わりました
仕事もしかり
自分自身の人生のあり方を考えさせてくれる『きっかけ』をもらったのかなと思っています。

あとは自分で何を選択するか

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